新入社員の自転車事情2007:06:15:22:36:51
会社の後輩（部下）に、地位を利用して自転車を勧めた結果、少しずつ自転車に乗り始めました。
いわゆるパワーハラスメントってやつね？
自転車を勧めたとはいえ、今春働き始めたばかりの新入社員ってこともあって、お金がない。
とても趣味の自転車を始める経済的環境にないので、自転車を与えるところから始めなければならないのです。
かといって、このところは私も、手元に余剰自転車を置かない主義なので、あげられるような自転車は無い。あったとしても、前みたいに手を入れる時間などないので困ったものだと思っておりました。
実現するのは「ボーナスだな」と、
他人の金の使い道まで口出しする勢いでおりましたが、とある先輩が以前に「自転車に乗りたいから、中古で探して」って言われた時に入手した、
クロスバイクの廉価版
を思い出しまして、尋ねてみましたところ、案の定、飽きて納屋で埃を被っておりました。
そこで、今度飲みに行く（お店やってみえるんでね）代わりに譲っていただくことにしまして、その可愛そうな自転車を引き取ってきて2～3週間。
痛んでいたタイヤを中心に通販でパーツを買い揃えて、ようやく整備完了。前オーナーよろしく、直ぐに飽きてしまう可能性もあるため、あんまりお金は掛けずにパーツを選びました。そのため、普段は使わない安いタイヤとか、安いチューブとか、安いリムフラップなどをいじる、またとない機会で、なかなか良かったっす。
さて、その自転車は会社に置いておいて、外回りの際に使用するのがメインです。私の部署は自転車がメインの移動手段という、地方都市では非常に珍しい会社だと思いますが、それもこれも、私が坂道自転車通勤隊の隊長であればこそ。
そう、わが部署は
お客様の次に大事なのは自転車だ！
と勝手に社是というか、部署の裏スローガンというか、今週の目標に掲げています。
・・・そんな話はどうでもよくて、その若者社員は、それでも自転車が少し気に入ったようで（上司の手前、そう振舞うしかないのだろう、気の毒に）、今日も自転車で外回りをしてきました。えらいぞ若者。ボーナスにブレーキワイヤーを変えてやろう。
最近ではサイクリングにも行きたそうなので？今度、何かの機会に誘ってあげようと思います。
ただ、私が仕込んだせいか？自転車の使い方というか、何かが違うと思ったのは、実は先ほど２３時３０分、仕事を終えて帰って行きました、２０キロ彼方へ自転車で・・・。
しかも、初遠出。
記憶が正しければ、まだ５キロ圏内しか自転車に乗ったことがないはず。
スーツズボンで・・・。
しょうがないから、ソックスバンド貸してやりました。世話のかかる新人だ。
さて、私も帰ろう、大根坂登って。
