深夜の料理店にて2007:09:19:07:20:43
たまには外食して帰るかなーって、ことで夜遅くまでやってるお店に行きました。
そのお店には日本的なカレーとは違うカレーが、辛口、中辛、甘口と三種類ありまして、私はひととおり食べたことがあるんですけれど、今回は辛口。
深夜のお店には、他にお客さんが一人もなく、(たぶん)外国人の店員さんと、私と時々出てくる例の部下の3人だけ。
このお店の深夜は、夜のお店で働く方々のまかない料理店なのか、飲み屋のいわば外の厨房という位置付けらしく、料理を取りに来た料理人らしいお客さん、こちらも外国人がひとり来たきりで、店員さんはとても暇そうです。店内のテレビでは外国の歌謡番組が、いつものように流れています。
さて、その辛口のカレーですが、今日のカレーは妙に辛いんです。いや、「辛口」なので、辛いのは当然ですけれど、こんなに辛かったっけ?
ちょうど1年ぐらい前、悪乗りして例のチェーン店で"10辛"という代物に挑んで、しばらく胃が痛かったという苦い記憶が蘇ります。あれも確か、深夜に夜食でとったんだっけ?
あの時は、誘った人が翌日の健康診断で再検査になってしまい、大変申し訳ないことをしました。話によると、胃から出血があったそうで、辛いのも程ほどにしないといけませんね・・・。
そんな思い出の辛いカレーですが、今回のカレーも辛い。こりゃ辛い。眠気も覚める辛さです。
すると店員さんが水をピッチャーで持ってきてくれました。
というか、今までそんなことしてくれた記憶がない。確かに水はよく注いでくれるお店でしたが、最初からピッチャーは無かったよな。
そんなことを思いつつ、激辛カレーに挑む自分。ここは部下の手前、辛さに負ける弱い上司の姿を見せるわけにはゆかないので(笑)、常に冷静を装いつつ、コップの水を頼みの綱に頑張ります。汗は隠し切れないけど。
ふと、カウンターに目をやると店員さんの視線。辛さに気をとられていましたが、先ほどからカウンター越しに店員さんの視線が幾度となく・・。
思い過ごし?若干、目が笑っていませんか??ねぇ(笑
これ、いつもより、わざと辛くしたでしょ?
いつもと違うピッチャーの水といい、あなたの視線といい、これは絶対、何かしたに違いない。いくら深夜で、暇だからってねぇ。
となった(と思い過ごした)以上、この激辛カレー、プライドに掛けて、コップ一杯の水で食べきってやるっ!てな具合で、がぜん燃えまして、見事、コップ一杯の水で食べきったのであります。
ただし、家に帰ってからも、しばらく胃が痛かったけど・・・。引き分けってところかな。おしまい。