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カッティングシートで遊ぶ
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トホホの剥し方

■■ 本当のところ、これが一番大変 

カッティングシートをどのように貼るかによりますが、たとえば、自転車全体をカスタマイズしたいのであれば、そのために、まずやらねばならないのが古いシール剥し。といっても、自転車のロゴやデザインがシールで貼ってある場合に限りますけど。
最近は、ロゴも塗装してある自転車が多いので、全体のイメージチェンジを図るのは難しいかもしれませんね。逆にショップオリジナルの自転車などは、 シールすら貼っていないモノもありますね。
 
今回、カスタマイズした自転車は古いMTBで、シールでデザインされていましたので、思い切って全部剥してみることにしました。

■■ 古いシールは剥がれにくい 

しかし、このシールが曲者。経年変化のせいか、その粘着力にはほとほと参りました。
ちなみに1年ぐらいだとキレイに、そして簡単に剥がれたんですけどね。
とりあえず、私の悪戦苦闘ぶりをご覧下さい。 >> 解決するのか?

 

古いロゴ 剥がれ始める  剥がれにくい

▲1
古い自転車のロゴ。なんか一体化している。取っ掛かりもない状態。

▲2
ようやく剥がれるも・・・シール部分がくっきり。紫外線焼け?化学変化?
▲3
古いだけにシールも変質して容易には剥がれません。
 ドライバーで削る 無残なキズ跡 コンパウンドではげる
▲4
短気ゆえ、マイナスドライバーでゴジゴジやっています。
▲5
当然、キズキズ・・・。心が痛む・・・。
▲6
そこでコンパウンド(極細粒子) 登場。
・・・で、はげる・・・。
 ■ ついにキレイに!解決編 ■

解決と言ってよいのかどうか分かりませんが、比較的簡単に剥がれるお役立ちツールを見つけました。
おかげでこんなにキレイになりました(↓下の写真)。ああ、すっきり。
となると、キズキズ状態の箇所が痛々しい・・・。と思ったんですけど、上からカッティングシートを貼ってしまったので、思うほどキズは目立たなくなりました。めでたしめでたし。

キレイ!! ニチバンテープはがし へら ドライヤー
◆ビューティホーッ!
うーん、最初からこうしておけば良かったなぁ。
◆お役立ち1
ニチバン「テープはがし」
◆お役立ち2
プラスティック製のヘラ
◆お役立ち3
ドライヤー

 

ニチバン「テープはがし」は、▲3のような状態に有効です。
ジッポライターのオイルでもキレイになります。アルコール燃料はゴム製樹脂をよく溶かすので、キレイになるらしい。
プラスティック製のヘラは、「テープはがし」で塗りたくった後にゴシゴシやるとキレイになります。
しかも傷がつきにくい。
ドライヤーは、シールを温めて粘着力を弱めるのに使います。▲4のような状態のときに、ヘラと一緒に使うとかなり有効です。


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