坂道自転車通勤隊7周年2009:12:31:17:09:03
古いデータを探ってみたら出てきた、出てきた。
開設当時2003年のインデックスページはこんなのでした。
「偶然を装いたくて、並べて留める、駐輪場」
・・・・。
冗談なんだか、ポエムチックな一言から始まった初代隊日誌は、ブログですらないのでした。
投票フォームを改造した出席簿は手作業で追加していましたなぁ。
今では考えられない方法ですけれど、この頃の方が動作は確実でしたね。今みたいに止まったりしない・・・。
という、、出席簿もまさにそうですが、誕生当時、まさか500人近くまで拡大するとは想像していなかったので、コンテンツ自体に矛盾がある坂隊ですが、何はともあれ7年目を迎えています。
とはいえ、7周年だからといって気負うことなど何もないのですが、7という数字はなんとなく縁起良さそうですね。
いや、気負うどころか、ここ数カ月、ものによっては数年ほったらかしのコンテンツの整理をしてスマートにしたい、しつつある7年目の坂隊です。
まだ整理すらもままなっておりませんで、大変お見苦しい状態がありますが、できるだけスリム化に頑張ってゆきたいと思います。
今後とも坂隊をあたたかく見守っていただけましたら嬉しいです。
嬉しいといえば、この7年で、たくさんの知り合いができました。関東勢、関西、中京、北海道、東北・・・そしてもちろん、地元長野県。
自転車に関連するという属性はあるものの、年齢も性別も仕事も全然異なる隊員さんらとこうした縁ができたことは、自分にとっては本当に嬉しいことでした。
これも極内輪的なコミュニティサイトであったり、自己表現の場であったり、勉強の道具であったりした当初の坂隊(という呼び名もなかった)からは、まったく想像のつかないことでした。
一方で、坂隊自体の変質、取り巻く環境の変化は、とてもドラスティックなものでした。もっとも大きかったことは、坂隊、隊長の主な活動地である飯田市が、2005年ごろから「自転車のまちづくり」を進めてゆく過程にあって、時にそれに乗じて、時にそれをお手伝いする中で、坂隊自体がリアリティの世界で確実に存在していったことでした。
坂隊自体がリアリティの世界でのある種の団体化、組織化をすればするほど、バーチャル世界での、いい加減でパロディな坂隊、冗談なお遊びな坂隊らしさが失われてゆきました。
自分自身、それに気が付いていながら、また時より鋭い指摘をいただく隊員さんの意見を耳にしながら、これを看過してきた反省が今となってはあるのです。看過どころか、引き換えに得られる縁の広がりを、むしろ好んでいたたきらいもあると思います。
ただ、これらを含めて坂隊7年だと思っています。7年という時間は、自分にとってはとてつもなく大きなものです。この7年の記憶を大切にするためにも、この7周年は、次の新しいステージを築くきっかけとする一年にしたいと思っています。
なんて、よくわからないことを書いておりますが、少なくとも隊日誌だけはちゃんと書こうと思います。
なにしろ、昨年末の振り返り作業は、夏休みの宿題ばりにせわしかった(精神的に)ので、もうこりごり。
できるだけ溜めずに、コツコツとを心がけたいと・・・・思っております。