ちゃりんこゴーゴー探検隊の様子を見に出かけてみる2008:03:22:23:13:34
本当は中川村から伴走する予定だった、「ちゃりんこゴーゴー探検隊」の海まで自転車で行こうイベントに、昼から参加。天竜峡から泰阜村のグリーンウッドさんまで小学生と一緒に走りました。
自分は前日まで片付ける仕事が終わらず、青山テルマのオールナイトニッポンを聴きながら結局完徹(徹夜の魅力はオールナイトニッポンを聴けることだね)。夜から降り続く雨。子供達は出発したのだろうかと思いつつ朝を迎え、結局昼まで仕事をしていました。
「あーあ、このまま行かなかったら薄情者だよなー」と思いながら、一旦仕事を打ち切り天竜峡へ。ボンシャンスの元クラブハウスへ寄ったら、今さっき出発したよって教えてくださって、きた道を戻り、追いかけました。
雨は上がって曇天。北からの強い風が路面を急速に乾かせていました。
私が追いついたとき、ちゃりんこゴーゴー探検隊の彼らは、ちょうどアップダウンの激しい県道1号線を必至で登っているところでした。聞けば、横殴りの雨の朝、中川村を合羽を着て出発し、ずーと雨の中を走ってきたそうで・・・。雨が上がってから、ひょっこり顔を出す自分は十分薄情だな。
そんな自分をあたたかく?迎えてくれた小学生の自転車乗り達は、遠い遠い目標である太平洋を目指して、さぞ気合が入っているのだろうと思っていたらば、なんだか拍子が抜けるほど軽やかなモチベーションで、とっても楽しげに自転車に乗っていました。
そうかー、そうだよねー。子供ってこういう生き物だよねー。目の前にあるほんの小さなものや出来事に一喜一憂して、たんたんと前へ前へと進んでゆく。大したことをやっているって騒いでいるのは大人達なのかもね。でもさ、まさかこの子達が海を目指してるなんて、途中ですれ違った軽トラックのオジサンは知らないだろうなー。
すごく重いフレームに小径ブロックタイヤの子供用自転車。背中には大きな水筒の入ったリュック。けっして運動向きではないズボン。そんな出で立ちと装備で、あなた達、よくこの山を越えて海まで行こうって思ったよね。面白い!
非力だけど心強い彼らと、少しの時間でしたけど旅が出来て嬉しかったです。なんだかまた、旅に出たくなってしまったなぁ。仕事や生活、全てを清算してしまおうか。
なーんて、かつての野宿心が一瞬顔を覗かせたけど、1日目のゴールである泰阜村のグリーンウッドさんで子供達と別れ、隊員さんらとゼーゼー言いながら復路を突っ走ってくる中、大人は責任だけが唯一のとりえじゃないか、と思い直して家路、じゃなかった会社路を急ぎました。
それにしても、徹夜あけのナチュラルハイで自転車に乗ると妙に体が動くのは何故?今度のレース、徹夜で出てみようかしら?・・・それで夏に諏訪湖までの190キロを走って膝壊したんじゃなかったですか?って会社の後輩に言われて反省しました。そうだった。
さて、そんな彼らは2日目、無事に海までたどり着いたとの朗報が届きました。気になっていましたが、良かった。よく頑張ったね。「明日は朝早いんだよなー」「俺、起こされるまで寝てよー」って言ってた彼も海を見たのかな。
未来の坂隊員たち。目標達成おめでとう!