坂道自転車通勤隊の乗鞍オフ報告2007:06:07:00:13:22
オフ会について載せない隊日誌など、隊日誌ではないので、ちょっと鮮度が落ちてしまいましたが(申し訳ない)、隊長視点で乗鞍オフ会と乗鞍ヒルクライムについて記しておきます。
おそらく坂道自転車通勤隊の創設初となる、単独開催のオフ会を岐阜県と長野県の県境にある畳平でおこないました。ご参加いただいた隊員さんお疲れ様でした。今回参加できなかったという隊員さんも、次回があれば、ぜひ登りにゆきましょう。
乗鞍岳を間近に仰ぎ見る畳平は標高2702m。当然のことながら、この時期の3000m間近は残雪も十分。付近ではスキーヤーの姿も。
「よっぽど好きなんだな~」ってスキーしている人を好奇の目で眺めてしまいましたが、あっちも「よっぽど好きなんだな~」って見ていたことでしょう。酸欠で喘ぎながら登ってくる我々を。
そう、これだけの高地ともなると、空気が薄いのを実感できます。平地とはちょっと勝手が違うのです。・・・過酷なオフ会ですね(笑
坂道自転車通勤隊がスタートしたのは、今から4~5年ぐらい前。当時はまだ5名ぐらいしか、隊員さんがいらっしゃいませんでした。増やしてどうなるという根源的な問題もあって、特に深く考えてはいなかったのですが、
「100名集まったら、乗鞍でオフ会やろう」
と冗談で言っていたところ、、、なんと、数年前に100名突破(本日の時点で遂に150名)。一度言ってしまった手前、ここ数年、公約実現が待たれていたワケです。
なにも、あんな場所でオフ会することないでしょう、、
というご意見もありましたが、そもそもオフ会なんて真面目に考えていたわけではないので、誰もいないのは寂しいけれど、2~3人いればオフ会と称したサイクリングでも出来るし、私自身はこれで十分満足ですから、思い切ってやってみることにしました。
それよりもなによりも、乗鞍といえば、自転車でしか行けない場所ですし、坂道の先にあるとっても高い場所という、、自転車のオフ会をやるにはうってつけ。特に坂隊にとっては聖地といっても過言じゃないかなーって?
そんなこんなで、坂隊オフ会の”好適地”乗鞍にて、初の単独オフ会が開催されたわけです。ちょうど、乗鞍スカイラインヒルクライム大会前日という日取り。つまり、”ついでに”やってしまえ、、という感じで。
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当日の天気は曇り。本当は晴れ予報だったと思いますが、そこはやはり山の天気。頂上にたどり着くころには霧が出てきたりして、かなり寒々しい雰囲気が漂っています。ただし、幸いなことに風は弱く、登り始める時点での記録では、畳平の状況は、風速1m気温2℃。しかも、頂上で過ごしている間は陽が差すなどして、過ごしやすかったと思います。
過去の経験や、事前の情報をもとに、冬服をリュックに入れて、ネックウォーマーやエマージェンシーシート‥等々、完全防備で登った隊長。
加えて、オフ会といったら鍋でしょうという、安直な発案で、ガスコンロ、携帯コンロ、アルミ鍋、おでん、水‥等々が準備され、結局、私がかつて1、2ヶ月旅に出ていた頃に使っていた大型ザックを背負ってゆくことに。
そんなわけで、軽量ロードにまたがり、ものすごい大きさのザックを背負うという妙なバランスでの登坂となりました。お、重い・・・。それでも入りきらない、隊幕やその他諸々は同行の隊員さんに分散して担ぎ上げることに。この大荷物は、中盤で落ち武者隊員に持っていただくなどして、なんとか頂上へたどり着いたのであります。
おかげで翌日のヒルクライムレースに、妙な筋肉痛を残したのですが・・・。
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さて、頂上では、気温が気温ということで、このおでんが大変に好評だった模様。
・・ってさ、あの重量物を担ぎ上げたのを目の当たりにして
文句は言えないよね。
というか、言わせないオーラが出ていたに違いないよね。
サッピー隊員→みや隊員の大量のクッキー、蝉さんのところのサンドウィッチなどのおかげで、昼食会が成立。
今回のオフ会は、非常に困難な場所での開催でしたが、どなたかも書かれていましたが、意外に大勢の集まりになりましたね。感謝。
途中で出会った、シンガポールからのツーリストA氏(帰国後入隊予定)も加わって、とてもにぎやかなオフ会でした。
もとより、5名から始まった坂隊を鑑みても、事前に出欠も取らないゆるいオフ会を考えてみても、
そして、あの場所で、、
奇跡的な集まりがあったものだと、終わってみてしみじみ感じています。隊員さんの坂隊魂は半端じゃないっすね(笑
坂隊魂
っていう意味では、あの場所、あの時間から、長野県飯田市まで自走を敢行した蝉隊員の奮闘は、隊長賞ものでしょう。副賞に「坂隊ティッシュ」、、、ああ、要らないですか(笑
またいつか、どこかで集まりましょう。ありがとうございました。