南信濃の神様王国を自転車で巡る2008:04:12:10:15:48
腹筋の筋肉痛は、自転車の筋肉痛とは違う。たぶん、あの面白い踊りがそうさせたに違いない、旧・南信濃村の「遠山桜まつり」の衝撃がいまだに頭から離れない隊長です。
さて、何しに南信濃まで自転車で行ったかと申しますと、この南信濃で、地域おこしの一環として「神様王国」という観光企画が立ち上がりつつあるのですが、知り合いが深く関わっている関係で、「桜まつり」で簡単な紹介をするというので様子を見に行った次第。
旧・南信濃村には、いろんな神様が"住んで"いらっしゃるんですよ。この地域の伝統的な霜月祭りでも、多くの神々が登場するのですが、町の中を少し歩くと、そこらじゅうに道祖神や祠の類があって、日常生活でも神様と"同居"してるんだぁ、という発見があります。
まあ、このような地域は全国にもあるんでしょうけど、山深い谷あいの集落という地域特性も相まって、よりいっそう神秘的な雰囲気が漂ってます。社寺に神仏が祭られているのはあたりまえですが、よーく目を凝らすとあちらこちらに神様が祀られているって、なんかワクワクしませんか。
せっかくなので、いくらか回ってみました。なくしたものが出てくる神様とか、マムシ除けの神様とか、ご利益がとても具体的。
あと、神様が思いっきり人の家の庭にあったり(ここ入っていいの?)、ガレージの奥だったりして、なかなか密着度が高いのね。
身近な、、という意味では、祠がベニヤと食器棚の扉で作ってあったり、社が物置き小屋になっていたりとかは、神仏との付き合い方がとっても自然体でよいね。
さて、これら神仏のほとんどが、村外の神様。なぜか?それはとってもドラマチックな話なので、ここでは割愛。
てな感じで、かなりイケてる「神様王国」。これ、サイクリングコースとしてもいけるで、機会があったら出かけてみてはいかがでしょう。といっても、マップ等などの整備はこれからという感じです。