しらびそヒルクライムレース直前に登れた2008:05:15:23:59:09
毎年喜喜として自転車で登りに出かけていたのに、下栗側のルートが通行止めになってからというものの、周回できないこともあってか、ちょっと足が向かわなかったしらびそ高原です。
その下栗ルートも、、少し前から通行止め解除。ようやく周回サイクリングができるようになったらしいっすね。
しかし、このところ何かとタイミングが合わず、近くの隊員さんが出かけにいったという話を聞くばかりで、自分はまだ一度も登れていないのです。しらびそ峠。
こんなに恵まれた場所に住んでいながら(なんといっても同じ飯田市だもの)、なんとももどかしい。
と言っているうちに、時のたつのは早いもので、もう来週がしらびそ高原ヒルクライムレースではありませんかっ。
せいぜい地の利を活かして、1秒でもタイムを縮めなければっっっと、全く無駄な抵抗を試みる隊長は、先日、ようやく今年初のしらびそ高原へ。
しかし、天気は非常にまずい。山は深い霧に覆われている上、雲も厚い。しかも、朝方まで起きていたので出発は13時。峠に上るにはギリギリの時間だ。
でも、登りたい。という馬鹿な衝動に駆られて?気付けば赤石林道を越え、しらびその入口に。
さすがに、この天候と時間では自転車乗りなんて居ないよなーと思っていたら、おひとりいらっしゃいました。片付けてましたけど(あたりまえだ)。
この時間から、この季節、この天候で1900mかぁ、、と若干ひるみましたけど、慣れた道だし、と自分を鼓舞してスタート。昨年のタイムを見ながら、どんなものかと挑戦してみる。
7.5kmの大鹿分岐あたりから、すっかり霧の中へ。霧雨状態で路面も自分もビショビショ。大型連休が終わった直後の週末。しかも、前日の雨から続く天候の悪さから、車が全くといって良いほど通らないのがせめてもの救いだ。
と思っていたら、前方から自転車を積んだ車が。なんと川名さんが運転するボンシャンスカーでした。愚行を目撃されてしまった。後から聞いた話だと佐藤選手らと3本TTをやっていらしたそうで。
気合を貰って後半頑張る。昨年、キタさんに置いてゆかれた地点。練習量からして、落ちることがあっても上向いてはいない筈なので、今年は根性だけでリベンジだなぁ・・・と思いながら残り数キロを踏ん張ってみる。・・・が、かなり限界が近い。
それでも無駄なあがきを試みたところ、残り2キロあたりで呼吸はあがらないのに体が動かなくなり、最後の激坂600mにいたっては、昨年のボンシャンス日曜練習会でハンガーノックになった時のような感覚でフラフラになりながら、なんとかしらびそ高原に到着。
うーん、やっぱり練習不足だなぁ・・・と頂上で反省している余裕などない。雨にぬれている上、この気温。消耗具合や帰りの道と時間を考えると、なんて所に居るんだ自分!ってことで(今さら深刻)、寒さに震えながら一目散に下って帰路へつく。最悪なことに市街地に下りてきたというのに本日一番の雨に打たれました。
家に帰ったら、若干痩せた?って言われました。鏡を見たら、確かにげっそりしている。一日でダイエット成功?なわけないか。
ちなみに、残り3キロ直前、砂利道だったんですねー。さらに、上り口ループ橋が完成してるのっ。驚いた。去年よりもコースの距離が延びたんですって。
しらびそHC、みんな自己ベストを目指して頑張りましょうね。
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