筆ペンと自転車通勤2008:09:09:17:25:43
数年前ぐらいから、また筆を持ちたくってウズウズしていたのですが、墨をすってる暇などあるわけも無く、だいたい、こんな乱雑な生活に墨を取り入れようものなら、大変なことになることは容易に想像がつくので(墨がこぼれた惨状が目に浮かぶ)、とりあえず筆ペンから始めました。
とりえあえずの筆ペンを、主には仕事場での伝言メモに、せっせと使っています。
一文字を書くスピードを競っているわけでもないのですが、性格的にせっかちなせいか、ボールペンなどですと文字が乱れがちな自分です。ことにメモとなると、最後の方はかなりいい加減な感じでフェードアウトしてゆく、、あーっ、もう面倒っみたいな。
一方、筆は構造上ボールペンのようにはゆかないので、一文字一文字意識して書くようになりました。まさに、一筆入魂。メモごときで魂入れてたら、もたないですけどね。あくまで、これは筆ペンですしね。
ただ、筆ペンであっても、筆での書きあがりには出来不出来がありますので、「冷蔵庫のプリンは貰った、はっはっはっ」という伝言ですら、緊張感が生まるのです。
なにげない日常の小さな変化って心地よいものですね。
自転車通勤も、この筆でメモを書くという行為も、変化のない日常生活に、ちょっとした刺激を入れるという点では同じだなぁ・・・と思うこのごろです。