南の島へ2008:09:19:02:36:14
自転車通勤のない日々をしばらく送っていました。日本語の通じる南の島、グアム。屋外の広告物にも日本語があり、観光バスの運転手さんが日本語で話しかけてくる島グアムに出かけました。
このご時世に海外に!へー。
というクライアントの言葉を背に、20年以上ぶりのスーツケースに適当に荷物を詰めて、一路グアムへ。これでも一応仕事の一環なんですけどね。
ちょっとの間、外国に行ってた経験が少しは活きるかなーとか、いちおう仕事で外国とやりとりしてるから多少は・・とか、多少構えて出かけたものの、なんのことはない。グアムって島は、聞いていたとおり、半分日本みたいなところなんですね。
ホテルの中も、目抜き通りも、レストランにも、日本人と日本語があふれてる島でした。
ブランドショップが軒を連ね、きれいな飲食店が立ち並び、町中が遊園地みたいなところだなぁ、と思うことしきり。油断すると、観光地値段の消費をすることになるので気をつけねば・・・。
ところで、一応仕事の一環ではありますが、日々自転車通勤な自分が、自転車に乗らないわけもなく・・・・
1日10ドルのMTBで島をぶらぶら走ったのでした。
観光地から外れて、ちょっぴりおっかない市場へ行くことができたのは、このMTBのおかげ。絶対入れない理髪店とか、鶏とか犬とか、やたらと放し飼いの住宅街とか、現地の生活感が漂うところを少しでしたけれど走ることができました。目的が果たせてよかった。
本当は日本から折りたたみ自転車を持って行くつもりだったのですが、あと数センチのところでスーツケースに収まらず断念。現地で調達することになったのですが、整備状況の劣悪なMTBとはいえ、GAIANTのちゃんとした自転車が揃っていてラッキー。
島内をめぐっていたら、自転車プロショップを見つけて、なるほど、供給元はここだったのね、と納得した次第。ちなみに、GCF(GUAM CYCLING FEDERATION)という団体が主催している草っぽいレースも偶然見ちゃいました。意味なく、ちょっと感動。
この店で売っていた、GUAMというオレンジチームジャージには一瞬ひかれたけれど、I LOVE GUAMというTシャツを買っていた会社の若者を思い出してやめました。
ちなみに、15ドルでレプリカっぽいジャージが売っていました。安いよね。じゃあ、タイヤが安かったら買おうと思ったのですが、こちらは、あんまり変わらなかったので残念。自転車本体は安かったと思うのですが、当然、それはいらないし、シマノパーツは見る必要もないしと・・・結局、何も買わずに店を後にしました。
あの店があれば、グアムに住んでも自転車ライフを有意義に送れそうだ。
そして、もちろん、坂隊ジャージも持って行ったのさ。ただ、街中はどこもかしこも日本人ばかりなので、日本語ジャージは、ここに日本人いるよ的な旗印になってる感じでちょっと居心地が悪かったです。郊外はよいですけどね。
というグアム旅行でした。
それにしても、バス乗ったら運転手さんが「どこで降りますか?」って日本語で聞いてきたのにはびっくり。最初、何言ってるか全く分からず、よく聞いたら日本語だったという・・・。
こちらは英語で聞かれてると思って必死に聞いてるので、逆に日本語で言われると、何言ってるか分からなかったりして困るんだな。
望まない限り、英語でしゃべってほしい、と思うのは贅沢?
せっかくの海外なんだしさ。ちょっと英語が恋しかったりするグアムです。