ジビエカレーフェアに興味ある資料が2008:11:13:21:07:34
南信州広域連合の庁舎1階の食堂で、大鹿村のジビエカレーってのが食べられるって話題を自転車発電のいいだFMで聞いたのです。
ちょっと前から話題になってるジビエカレーってのは、鹿肉と特産ブルーベリーを使った大鹿村観光協会のレトルトカレーだそうだ。
食堂でどうやって出してるのかと思って聞いていたら、レトルトパックのまま出してるようで、食堂でその光景は、ちょっと面白いよなぁと思いました。
しかも、インタビューに答えていた食堂のおじさん曰く、味を知らないらしい。客に料理を出している食堂の方が、味を知らないってことも面白いですね。
限定数量販売ってことですから、気を利かせてのことかしら?
さて、そんなジビエカレーフェア(というタイトルかどうかは知りません?)をやってる南信州広域連合に用があって出かけましたら、併せて鹿や熊の食害について展示があったので、興味深く見てしました。仕事中なのでちょっとだけ。
こういう木があったら、左は熊、右は鹿らしい。
鹿の食害はなんとなく知ってましたけれど、熊の剥皮被害ってのもあるんですねー。
熊の場合は、歯で加えて勢いよく剥ぐらしいので、2mぐらいはがれてる場合もあるらしいです。こんなのを見かけたら、熊が来た森ってことですね。
被害状況の図もあって、自転車でよく出かける飯田峠界隈は、市ノ瀬橋より峠・大平宿の間の中央アルプス側、松川入り方面が多いみたい。
あとは、最近何かとでかける売木村北側とか、上村も当然ありますね。泰阜村に至っては、結構広範囲に分布してました(もっとも、これは剥皮被害の報告数なので、実際の分布とは異なるでしょうけれど)。
熊ってのはなぜ木の皮を剥ぐのか?という資料もあって、どうも最近は食べている説が濃厚らしい。木の皮を剥いだ中にある部分で、木はどれでも良いらしい。
また、皮を剥ぐのが好きな熊とそうでないのがいて、さらに面白かったのは、同じ種類の食べ物が集まっている場所を好む習性があるらしいですね。柿の木があると、ずーと柿を食べてるんだそうで。へー。
だから、天然木よりも植樹林の方が被害が多いようです。同じ木がずらっと並んでいる人口林は、食べ物がずらっと集まっていると見えるんだね、熊には。ラッキーっ♪みたいな。
で、こういう罠も必要になるわけだ。って、こいつは鹿カレー用か。
ちなみに、危険らしい。展示物に触るなってことね、たぶん。
隣のジビエカレーの展示台にも「持ち帰るなっ」と書いてありました。