進化した?自転車発電2009:08:07:02:21:36
これなぁーんだ★
覚えていらっしゃいますか?昨年の「飯田りんごんで自転車発電」。
ちょうど昨年のこの季節でしたね。毎夜集まっては、飯田の中央通り商店街で自転車工作。テーマは一年越しの自転車発電機の自作。
結果、みなさんの知恵と尽力により自転車発電機は完成し、飯田のお祭り「飯田りんごん」でお披露目できました。飯田工業高校の生徒さんとの自転車発電の共演となって、けっこう盛り上がりました。いい年して、心から楽しんだ、ひと夏の思い出づくりでした。
その後、飯田エフエム放送の開局7周年記念イベントに駆り出されることとなり、飯田市内の有名企業様ご協力のもと、オルタネーターから高性能モーターへとグレードアップ。いとも簡単にハイパワーな電力を安定して取り出すことに成功し(あくまでオルタネーター比ですけど)、「日本発!?自転車発電によるラジオ放送」なるものに、ちょびっと貢献しました。各所で行われた公開放送には隊員さんらが駆けつけてくださりました。感謝でした。
さて、本題にもどりますが、この写真の正体は、かき氷機の取っ手(回すところ)です。
で、何をしているかと申しますと・・・・
じゃーん。
今年はなんと、
自転車動力のかき氷機
が登場です!
昨年もお世話になった鼎・中島製作所謹製の、その名も
足力氷かき機。
今年はみんなで集まって自転車工作をする間もなく出来あがってしまったのでした(というか、計画立案から完成まで1週間足らず。すごすぎ)。
自転車発電って、出来てしまうと案外簡単なものでしたが、ネックなのはハイパワーをどう取り出すかってことでした。
ラジカセや家庭用扇風機、省エネ家電の液晶テレビなどを動かすことはできたのですが、かき氷機のような大きなモーターを動かすことが出来ませんでしたね。
しかし、
夏祭りの目玉ともいえる
かき氷機をどうしても動かしたい。
ということで、
今年はてっとり早く、チェーンでつないでみました。
昨年も作りながら話に出てましたけど、直接動力源にした方がエネルギーのロスは少ないものね・・・。自転車発電を根底から崩してしまうので、心境は複雑ですけど、まあ、これが現実です。
で、今年のテーマは(あえて付ける必然性はないのですけれど)、
「時代は自転車発電から自転車動力へ!」
であります。坂隊的自転車発電は進化しました。
会社の部下は、進化でなくって、これは
退化
ではないかと、のたまいました、が、これは進化だ。
と、試運転で出来た山のようなかき氷を食べながら、あらためて思う。たぶん、進化。
さて、この足力かき氷機は、8/8(土)朝10時、11時ぐらいから、中央通り3丁目に登場します。傍らには電動かき氷機がフル稼働します。恒例の中央通りガーデンズさんのかき氷無料配布のお手伝い。電動かき氷には負けないぞ(せいぜい邪魔にならないよう気をつけよ)。
「足に覚えあり」の隊員さんは、ぜひ、かき氷を漕ぎにいらして下さいませ。